からだ美人

中真生活の勧め その2

  • 2014.12.15

~歩行と運動について~

 人生で一番元気だったときはいつですか?
 元気とは、「精神的、肉体的な病気・症状がないというだけではなく、自分の体重を感じない。つまり立ち上がる、歩く、行動するときに、"よっこらしょ"と言わず、スッと動ける状態」を言います。

 今回は歩行と運動についてです。

 歩くことが健康に良いというのは誰でも知っているのですが、その意味を深く理解している人はまだまだ少ないと思います。改めて、歩くことの意義をまとめてみましょう。


~歩く効果は絶大です~

・歩くことは仙骨を動かし、背骨(腰椎・胸椎・頸椎)を通じて蝶形骨を動かし、全身のバイブレーションを整えますので、人にとってなくてはならない一番大事な運動です。

・ゆっくり歩くことは自律神経の副交感神経を優位にしてくれますので、心身をリラックスさせたり、身体の免疫機能を高めたり、胃腸の働きを良くしてくれますので朝食前には打ってつけです。

・空気のきれいな自然の中でゆっくり歩くことで肺の奥まで新しい空気が入り、肺の大掃除ができます。(反対にランニングやジョギングは呼吸が浅くなり、奥深くまで新鮮な空気を取り入れることはできず、肺の大掃除には向きません)

・足には全身の70%の筋肉が集中していますので、歩くことによって多くの筋肉を動かすことになり、基礎代謝力を高めます。
手を上げたり、息を吐きながら腕を回したりする軽い運動やストレッチを加えれば全身運動になり、さらに効果的です。

・歩き方についてですが、テレビなどの情報では、大股で、大きく手を振って、踵で着地をして地面を蹴って...などと言われていますが、一番大事なことは、自分にとっての楽な歩幅、楽なスピードで呼吸や脈が乱れないように歩くことです。(特に膝を痛めている方は歩幅を狭めにしてゆっくりペースで歩くことが大事)また、一日一万歩を目標に歩きましょう。今まで歩く習慣がなかった方は急に長時間歩かず、少しずつ時間(歩数)を増やしていきましょう。

 今からプロスポーツ選手にでもなろうと思っている人を除き、決して筋力を付けようとは思わないことです。筋力を付けようとする運動はよほど優れたトレーナーに付いて実行する以外は、必ず骨格のバランスを崩してしまいます。
 このように、歩くことは、万人にとって健康維持、健康増進につながります。何よりも仙骨バイブレーションを高め、いい状態で保つためになくてはならないものです。
 歩くことがいかに健康に重要かがわかっていても、真冬の朝は寒すぎますし、晴れていると黄砂やPM2.5が心配になり、雪や雨の中で歩くことも大変です。また、夏は暑すぎて歩くことで体力を消耗し過ぎてしまいます。


~ウォーキングマシンの活用~

 寒さ、雪、雨、風、暑さなどの中でも歩行をスムーズに実行していくために、ジムに置いてあるウォーキングマシンも有効に活用できます。ただし、市販のウォーキングマシンの場合、歩行によって生じる足からの刺激が仙骨から蝶形骨に伝わるような機械でなければ、歩行の有効性も半減してしまいます。
  歩く床面がしっかりとしていて、ゴツゴツと歩行の刺激が蝶形骨に伝わる(目安は頬がブルンブルンとなる)もので、反対に床面がゴム板のようにブヨンブヨンとなっている機械は避けましょう。決して走ることは必要なく、自分のペースでゆっくり歩くことをお勧めします。


~『センコツくん』の有効活用~

  しかし、体調が優れず歩けない方、身体の不自由さから外で歩くことが難しい方、天気に左右されずにいつでもどこでも仙骨の動きをよくするために作ったのが、『センコツくん』です。
  『センコツくん』は肉体運動を伴わないで、仙骨に刺激を与え、仙骨バイブレーションを整える画期的な機械ですので、有効活用しましょう。朝は早い速度で乗ることで、肉体の目覚めを助け、活動モードに入りやすくなります。また、夜寝る前は、ゆっくりしたペースで乗ることで、興奮した状態(交感神経)からリラックスした状態(副交感神経)に変わって入眠しやすくなり、寝ている間の疲労回復がはかどります。
  『センコツくん』を有効活用して頂き、仙骨がスムーズに動くようになると、容易に歩けるようになったり、また、戸外を歩きたくなったりと、ますます歩くことの有効性が増します。


~運動時の注意点~

 健康のために運動は欠かせないと思っている人が多いのですが、実は無理な運動で身体を壊している人のほうが圧倒的に多いという事実を知っていますか?

●ジョギングについて
  アメリカでジョギングが一大ブームとなって、『ジョギングの教祖』とも言われたジェームス・フィックス氏は五二歳という若さでジョギング中に心筋梗塞を起こして急死してしまいました。
  また運動中の突然死を運動の種類別で見ると、やはりジョギングが一位になっています。ちなみに二位はゴルフです。もう少し詳しく見ていくと、ジョギング中の突然死が多いのは、出勤前の早朝に走っている人が多いからだと思われます。
  特に冬の寒い時期に、起きたばかりで体内は水分不足で血液はドロドロになりやすい状態のまま、水分補給せずに走ることは、さらに急激な運動によって活性酸素が作られ、血管壁に負担となり、運動によって失われたエネルギーと酸素を全身に送るために心臓は大忙しとなってしまいます。
  つまり、水分不足で細くなった血管に心臓から酸素とエネルギーを送るために一気に血圧が上がり、弱った血管に負担が増し、血管内のゴミと言われるものが詰まってしまうというメカニズムなのです。

●ゴルフについて
 自宅から歩いて10分のところにゴルフ場があって、自然の中でいつでもプレーできるという環境の方は少なく、毎日の仕事でただでさえ疲れているのに、もっと寝不足の状態で早起きして車を運転し、また、早朝からプレーするということが多いのではないでしょうか。ゴルフを始める前から考えますと身体に掛かる負荷は相当なものですから、ジョギング同様に早朝のゴルフで突然死が多いのは無理からぬことです。
 また、ゴルフは特に上半身を大きく反って、片方にのみ打つスポーツですので、腰痛になりやすいのも事実です。ゴルフをお好きな方のための注意として、寝不足で早朝からの突然のスタートは避け、ゆっくりのんびりした環境で十分な準備運動(ストレッチ)の後、ゴルフを始めましょう。ゴルフのクラブをカートに乗せるのは手で運ぶより、身体の負担が軽減します。しかし、一打打つ度に腰に負担を掛けますので、次のショットまで歩くことで仙骨を動かし、また全身の筋肉をほぐすことで身体に掛かる負荷を軽減できますのでカートに乗って移動してのプレーは避けましょう。ここでも歩くことが大事です。自然の中できれいな空気を吸いながら、ゆっくり歩きながらのゴルフは肉体だけでなく、精神的にも良いのは言うまでもありません。要は歩くことを中真に据えて、運動を日常生活に取り入れることです。


~筋トレは筋肉はできるが歪みを作る~

 スポーツジムなどで行う機械を使った筋肉トレーニングによって、引き締まった肉体美や筋肉ムキムキのボディを作ることはできます。それは人間の筋肉が鍛えることで細胞を膨らませ、太くなって筋力を増すことができるようになっているからです。しかし、屈筋・伸筋は人間が頭で考えるようにはバランスよく鍛えることはできません。必ず、骨格の歪みを作ってしまいます。
  従って、理想のボディはできたが、腰痛が起きたり肩凝りが治らないというようなことが起きてしまうのです。
  スポーツジムで健康になりたいということであれば、まず、ストレッチで身体全身をウォームアップさせ、歩くこと、水泳(腰痛の方は平泳ぎとバタフライは禁)で全身運動をして、足湯をしてさらにクールダウンのストレッチでしめて終わるというような運動を心がけるようにします。健康のための運動は呼吸がハーハーと苦しくなったり、脈拍が100以上になるようなものはあまり適さないと言えます。


~全ての運動に水分補給を忘れずに~

 楽しい仲間と一緒に楽しむスポーツは、身体をほぐすストレッチに始まり、笑い声とともに行う程度であれば、ストレス発散となり、ほどよく汗をかき、新陳代謝を促進させる有効なものです。しかし、相手と競争したり、点数を競ったりする競技の場合は、ちょっと疲れたからと休憩できない、水分補給もできないという状況では反対に身体を悪化させてしまいます。
  運動するなとは言いませんが、本当にその運動が健康につながるものかは今一度見直すことが必要でしょう。

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